Works

施工事例

オーダエントリーシステム

ITビジネス事業
インフラシステム開発

通信事業者間でスムーズな受付を実現する
大規模なインフラシステム開発

通信事業者間の工事日程などを管理する「オーダー受付業務支援システム」のシステムを、Hokuwaは技術面で支えています。

取材者: オーダー受付業務支援システムとは、どのようなシステムなのでしょうか。

Hokuwa: みなさんが自宅や会社に新しく電話回線を開設する際、契約した通信事業者やNTTなどのインフラ事業者は、設備の状況確認や工事日程のすり合わせなど、さまざまな調整を行いながら施工を進めています。
この一連の工程を管理するのが「オーダー受付業務支援システム」です。Hokuwaは、2010年からこのシステムの保守業務を、担ってきました。
最近では「オーダー受付業務支援システム」の1つとなる、新規の「オーダーエントリーシステム」を大手SIerより受注し開発を担いました。

取材者: 数あるベンダーの中でHokuwaが開発者として選ばれた理由は何でしたか。受注の経緯を教えてください。

Hokuwa: Hokuwaは長年にわたり、「オーダー受付業務支援システム」の安定的で円滑な運用を支えてきました。これが当社が開発者として選ばれた要因だと考えています。
「オーダーエントリーシステム」の導入は、国主導で進められました。このシステムのサービスにより、ユーザーにとって更に利便性が上がります。開発を担当したITビジネス事業本部では、社会的意義の高い「重要プロジェクト」と位置づけ、2023年1月から準備をスタートし、2年後のリリースに向けて部署一丸となって取り組みました。

取材者: このシステムの用途から推測すると、多くのエンジニアが関わるプロジェクトだと思われるのですが。

Hokuwa: グループ会社も含め、ピーク時には月間で最大78人、延べ752人のエンジニアが参画しました。このような規模のシステムをゼロから開発するのは、当社にとって初の挑戦でした。
多人数が関わる中で、役割分担や情報共有、進捗管理に課題もありましたが、そうした状況でも品質の確保を最優先に取り組みました。
特にテスト工程については、不具合のリスクを少しでも減らすため、当初は2024年6月から10月までの予定だった期間を年末ギリギリまで延長。実運用に近い環境で、繰り返し検証を行いました。

取材者: このプロジェクトは、Hokuwaにとってどのような意味がありましたか。

Hokuwa: 徹底した品質管理が奏功し、リリース後も大きなトラブルは発生していません。発注元からは感謝のお言葉をいただき、プロジェクトの成功を実感することができました。また、社会インフラを支える大規模システムを、設計から開発・納品まで一貫して担えたことは、当社にとって大きな自信となりました。
この経験を生かし、今後も公共性の高いプロジェクトへの挑戦を続けていきたいと考えています。

一覧に戻る

Recruit

採用情報