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施工事例基地局設置工事
丁寧な事前調査と住民説明で、
通信アンテナ設置を確実に推進。
キャリア事業本部では、携帯電話などの無線通信に不可欠な通信アンテナ(基地局)の新設工事を行っています。設置場所の選定から住民との合意形成、設計・施工までを一貫して手がけており、快適で安定した通信環境の整備を通じて人々の生活やビジネスを支えています。

取材者: 通信アンテナを設置することで、地域はどのように便利になるのでしょうか。
Hokuwa:
通信アンテナは、携帯電話などの端末どうしを無線でつなぐための装置です。DXやIoT化が加速する現代社会において、安定・高速の通信環境は欠かすことができず、通信アンテナの役割は大きくなっています。
Hokuwaでは、通信事業者からの依頼を受けて電波が届きにくいエリアに新たに通信アンテナを設置し、利便性向上や情報格差の解消に貢献しています。
取材者: 通信アンテナ設置にあたって、どのように準備を進めていますか。住民の理解も必要だと思います。
Hokuwa:
通信アンテナを新設するにあたり、最初に取り組むのは設置場所の選定です。電波が広く地域に届くよう、空き地やビルの屋上などを候補として探します。その後、土地や建物の所有者と設置に向けた交渉をします。
次に、地域住民との合意形成が必要です。アンテナが送受信する電波に対して不安を抱く方もいらっしゃるため、住民説明会を開催して総務省の安全指針に基づいた工事であることを丁寧に説明し、理解を深めていただきます。

取材者: 実際に設置工事をしていくうえで、気を配っている点を教えてください。
Hokuwa:
通信アンテナをビルの屋上に設置する場合、建物の構造強度を確認します。建築の専門知識が求められるため、建築士事務所と連携し、安全性を最優先に設計図に落とし込みます。
施工段階では、綿密な工程管理が不可欠です。現場監督は工事の進捗状況を常に把握し、適切な指示をします。
通信アンテナの設置が完了するまでには多くのプロセスを経る必要がありますが、地域に安定した通信環境を提供できることは、私たちにとって大きなやりがいです。

